新米管理職が書き綴る人事労務の仕事の毎日

管理職・マネージャーになりたて、あるいはこれから管理職を目指そうという方に向けて、現役管理職のわたしが経験談を中心に参考になる話をします。

一流のマネージャーは、パワハラと「厳しい指導」の境目を区別する

ハラスメントのニュースについて、枚挙にいとまがない昨今。 headlines.yahoo.co.jp しょうがねえなあ、あいつら と、問題になる指導者を他人事と思ってませんか。 王貞治に一本足打法を指導する荒川博 ビジネスパーソン、職場でもパワハラになりがちな指導…

お手本が反面教師でどうするよ?:官庁障害者雇用水増し問題

障害者雇用に関して、ニュースが飛び交ってます。 備忘録としても書き留めておかなければなりません。 // 0.障害者雇用率 ご存じない方のために、まず最初に障害者雇用率を説明しておきます。 (厚生労働省のサイト) 障害者雇用率制度 国や地方公共団体等…

世界ソフトボールに見習うべきことが多いと感じた日本の労働

この週末は、多くのスポーツを楽しみました。しかも記憶に残るようなものばかり。 高校野球の済美・星稜戦の大差からの逆転、そして延長戦でタイブレークでの逆転満塁サヨナラホームラン、「水泳王国日本」を思い出させそうなパンパシ水泳での日本人選手のメ…

サマータイム制で得するのは誰もいない、安倍首相でさえ

東京五輪で、夏の暑さを回避する対策としてサマータイム制導入の是非が検討されているようです。 推進、あるいは前向きなのは五輪委員会、東京都、安倍首相およびその周辺だけで、多くはサマータイム制に反対という声が大きいような気がします。 サマータイ…

杉田水脈議員とLGBTと自民党と日本会議と

短文記事です。 日本会議 山崎雅弘著 最近、この本を読みました。山崎雅弘さんの「日本会議 戦前回帰への情念」。 安倍首相、安倍政権が目指しているもの、向かおうとしている方向を指し示しているものが、日本会議という存在だ、ということ。 今では、安倍…

残業代が「補助金」だって? パソナ竹中会長の発言

お題「最近気になったニュース」 このブログは、誰かの非難とか、何かの考え・思想の主張とかをするつもりは全くありません。 しかしながら、このたびのパソナ会長の竹中平蔵氏の発言には黙っておられません。 // 1.パソナ 竹中会長の発言 時間に縛られな…

過労死は誰の責任か:田端氏の過労死ツイートが炎上中

タカアンドトシのトシにそっくりな、ZOZOTOWNの田端信太郎氏の過労死ツイートが炎上してます。 一連のツイートを見たが、一見もっともらしい局所の理屈を冷笑的に並べて弱者をいたぶる小賢しい大学生のような言葉の羅列だと思う。名前と顔出しでこうした振る…

自殺した社員の葬儀に参列したときの気持ちを思い出した

昔の話です。自殺した社員の葬儀に参列しました。 その時のことを今さらながら、というか今だからこそ思い出しています。 1.自殺した社員 正確には、その社員はわたしが勤務する会社ではありませんでしたが、資本関係のある企業グループとしては同じで、少…

日大には「危機管理学部」があるそうです。

驚くことに、日本大学には危機管理学部があるそうです。ぜひ、学んでみたいなあ、と思います。 今回の悪質タックル問題とは別に。いや、まじで。 1.危機管理の仕事 わたしが社会人になったのが約30年前。 そのときから総務を担当してましたが、その頃は…

診断書にアルコール依存性の記載がなかった話はどう解釈するか

// 元TOKIOの山口達也さんの事件をもう広げようとは思いません。 被害者のご親族もそういう主旨のことを望んでおられたとのことでしたし。 // ただ、総務・人事の仕事を担当しているわたしからすると、放っておけないと感じる話がありましたので、それだけは…

福田氏の退職金減額の考察

民間企業でいうところの「就業規則違反」に該当する事案が頻発している世情です。 福田前事務次官の退職金減額 財務省の福田淳一・前事務次官。 セクハラが事実だったと財務省は認め、処分するとしました。 その内容は「減給20%、6カ月の処分相当」とい…

財務省の事務次官辞職を総務の中の人はどう感じたか

このたびの財務省、事務方トップの福田淳一事務次官の辞職は、世間の耳目を集めました。 この騒動、総務の目から見た感想を書かせていただきたいと思います。 総論から先に言うと、きわめて奇異な対応だという感想です。 // 1.最初の、麻生太郎財務大臣の…

仏(フランスじゃないよ)もだまっちゃいられない安倍政権のひどさ:総務として

福田淳一事務次官が複数の女性記者にセクハラ発言をしていた件で、麻生太郎財務相は厳重に注意したらしく「事実ならアウト。今の時代では明らかにセクハラだ」とも発言していますが、 「今の段階で処分を考えているわけではない」 とのこと。 様々なハラスメ…

就職活動、楽しみながら充実した時間を送れと願う

就職活動してる学生さんたち、進捗はどうですか。成果は出つつありますか。 いくら売り手市場(学生側に有利な市場)とはいえ、学生みなさんのご苦労、疲労などはあるでしょう。 // 参考になるかどうかわかりませんが、わたし自身の就職活動についておしゃべ…

採用面接と政権担当能力

企業による採用活動が始まり、一方で政治は佐川宣寿・前国税庁長官の証人喚問で賑わっています。 「賑わっている」という表現が不謹慎? いやいや、誰もまともに答えていない様子はもっと下品な表現をしても描写できないほどです。 // 1.「政権担当能力」…

学歴フィルターは存在するのか、元採用担当者が答えます

「学歴フィルター」という言葉が存在するのだそうです。 どういうものかというと。 // 会社説明会などに参加したい学生が、ウェブサイトから申し込む。 いつも満員なので、別の企業で申込開始日時直後に申し込んだ、がそれでも満員と表示された。 そこで、自…

昇格と降格を分けたものはなんだったのか

わたしの会社の社員の降格に出くわしました。 その事象について、触れてみたいと思います。 1.降格した社員 その降格した社員(Xさんとしておきましょう)は、わたしの大学の先輩です。 Xさんとわたしとでは学部が違います。わたしは文系、彼は理系とい…

ボスとの面談をご紹介して株アップしよ:アサーションが大事

「株アップ」と言っても、株価アップで銭を儲けようという話ではありません。 // 前回の記事ではボスの悪口に聞こえるような記事を書いたので、今回はそのリカバリーになるような記事を書きます。 そもそも前回の記事は悪口ではないのですがね。 ボスと面談…

経営トップはさびしい毎日を送っている(っぽい)

今日の記事はいつもとは違うテイストです。 管理職、マネージャーという立場になりたくないというサラリーパーソンが増えているという昨今。こんな記事を書くとさらになりたいと思わない人が増えるかもしれませんが。 経営トップという立場の人はさびしい毎…

V-CAT、あるいはクレペリンを攻略できるか:管理職昇格試験の一面

管理職というのは最近人気がないそうですね。 とはいえ、管理職というポジションを会社として用意しなくてはならない事情もあるし(社長とその他社員しかポジションがないという会社も存在するらしいですが)、以前より少なくなったとはいえ管理職に昇進した…

言葉をあやつるのが事務職・管理職の仕事といっても過言ではない

今週のお題「2018年の抱負」 それなりの決意を持って始めたこのブログですが、10月〜11月で6記事。 情けなくて申し訳ないです。 でも、メインブログでも宣言しました。 1週間に1記事以上、書く! と。 www.ewave.space ということで、2018年はし…

職場で私物携帯のUSB充電、認めますか、認めませんか?

むかーしの職場で、幹部(わたしは入っていない)のレベルで問題になったことがありました。 私物の携帯電話(スマートフォン)などを会社で充電している(コンセントからだったり、会社PCのUSBからだったり) ミニ扇風機やイオン発生器などを会社PCのUSBに…

退職にまつわる仕事:自己都合退職

ブログを始めてまだ間もないというのに、もう退職の話。 このブログの更新ペースが遅いのは、他でもないわたしの怠慢のせいですが、その直接的な原因は、まさに退職に関する突発的な仕事をしていたからです。 この多忙を無駄にしたくない、ということで、退…

管理職とは? 定義してみよう

過去の記事で「管理職という仕事は存在しない」と書きました。 「管理職」という仕事は存在しません。 強いて言えば、管理職とは役職であり、資格でもあり、役割分担とでもいえると思います。 いずれにしても、とにかくわかりづらい存在ですね。 そこで、管…

派遣スタッフの管理はしっかり行う

ブログが始まってからまだ3記事目だというのに、「派遣」という各論を扱ってしまいますがご勘弁ください。 というのも、居酒屋で飲んでたらBGMでMr.Childrenの「しるし」という歌が流れてきて、当時を思い出したもので。 1.主人公の派遣スタッフ 派遣…

管理人の自己紹介

ブログのスタートにあたり、自己紹介しとかないといけないですね。 民間企業に勤めるサラリーパーソンです。 社会人生活20数年。ずっと、人事・労務を中心とした総務の仕事をしています。 石を投げれば当たる、中間管理職です。 簡単な経歴です。 1.バブ…

管理職という仕事はこの世には無い

あなたは管理職になりたいですか、なりたくないですか。 なりたい(昇格したい)と思ってるけどなれない、逆に管理職なんてなりたくないのに管理職にさせられてしまってヤダ・逃げたいなど、管理職というものに対するサラリーパーソンの想いはいろいろですね…