indeedのテレビコマーシャルがかまびすしいですね。
indeedの求人情報から職探ししよう、求職活動しようという方。
あるいはテレビコマーシャルで千鳥が演じているみたく、indeedに求人情報を出して募集しようという採用担当者。
おられますか。
わたしの数年前の経験を知ってからでも遅くないと思いますので、寄ってってください。
1.indeedとは
そもそもindeedとは何なんでしょうか。
求人情報を掲載する媒体だと思いますか。
いいえ、違います。
タウンワーク、マイナビなどと異なり、indeedは求人情報を検索する検索エンジンです。
言わば、“求人情報のGoogle”と思っていただければわかりやすい。
まずは、これをわかっておくことが必要!
2.わたしの経験
(1)求職者からの電話
とある日、うちの会社の求人に応募したい、という求職者からの電話がかかってきました。
「応募したいんですが」
「もう募集は終わってます」
「ネットで検索したら見つかったんで、応募したんですけど」
「すでに締め切りました。ご覧になった広告もすでに掲載は終了しているはずです」
募集したい企業側と、仕事を探している求職者、転職活動している方々とがミスマッチしました。
これだけで終わればよかったのですが、この電話の先の方とこちら側とはひと悶着ありました。
もう終わっている求人を表に出すな(検索できるような状態にしておくな)
ってことです。
そりゃそうです。わたしが仕事を探している側だったら、そう思いますし、同じことを言いたくなります。
(2)indeedへの問い合わせ
もう終わっている募集を検索されても困るので、検索されないように処置してもらおうとindeedに依頼をしようと思いました。
で、調べても調べてもindeedの電話の連絡先がありません。ウェブサイトで検索するも、ない。
結局問い合わせフォームから連絡を入れても、反応なし。
この件では、深刻な状況に陥ることなく、トラブルが引きずることもなく終わったのでよかったのです、まだ。
わたしは、この時点ではまだ、普通の求人情報を掲載する媒体だと思っていましたから、不親切極まりないと思ってました。が、よくよく考えたら、こちらから求人情報の掲載をお願いしたわけでもない企業ですから文句の宛先ではないってことなんです。
はい、indeedは、求職者を探そうとする企業側、仕事を探そうとする求職者側のミスマッチを生み出す媒体なんです。
これをぜひ、このブログ記事にたどり着いてくださった方々には知っていただきたい話なんです。
3.indeedにも意味はある
トラブルをご紹介してきましたけど、存在価値もあります、きっと。
(1)有料サービス
indeedの有料の事業って、内容を存じ上げないので説明できません。
でも、有料なんですからそれなりのことはやってもらえるのでしょう。
(2)常に募集をしている場合
ご紹介した、わたしの会社のトラブルのケースでは、締め切った後の情報だったわけですが、常に人を募集している企業、職場だったら問題はないのかもしれません。
インターネットでの募集は効果、影響が大きいです。なので、その影響力を活かすのは良いと思います。
(3)インターネットが効果を及ぼすケース
すべてのケースで、求人情報がまんべんなく効果を出すとは限りません。
都市部とか若年層にはインターネットは刺さるのですが、そうじゃない場合はそうでもない。
なので、インターネットの求人が効果的だったら、indeedでもいいです。
一方、都市部から離れた地域(田舎ということです)や、狙うターゲット(若者を採用したいのか奥様がたなのか、など)の違いによって、どういう媒体を使うかもちがってきます。