言わずとしれた、今年の10連休。
誰もが休みを享受できるわけではなく、逆に大変な季節を過ごすことにもなります。
一番心配なのが、新入社員です。
1.五月病
いつの年も、乗り越えなければならない五月病。
ウィキペディア先生の助けを借りますと。
五月病(ごがつびょう)とは、新人社員や大学の新入生や社会人などに見られる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称である。(中略)うつ病に似た症状がしばしば5月のゴールデンウィーク明け頃から起こることが多いためこの名称がある。
そう、連休明けに心身の調子を崩す新入社員が多いんですね。
2.わたしも経験者
かくいうわたしも経験者です。
厳密には5月ではなく、夏の3日ほどの連休明けに、五月病の症状になりました。
「電磁波、どうした? 顔色が悪いぞ」
と、当時の上司に言われた記憶が鮮明に残っています。
わたし自身、調子を崩しているとは感じておらず、普通に会社に出社したのですが、崩していたことを見抜かれました。そしてしばらく、ココロの不調が続いたのでした。
本人が気づかないケースもあるので、総務担当者は心してかかってください。
3.初の給料
4月下旬には、はじめての給料も支給されます。
そして連休、とくれば、イベントを重ねることでしょう。
ペースが乱れる原因の大きなひとつですね。
4.新人たちが不調に陥らないために
生活が乱れる要素満載の連休、しかもその連休が10連休という大規模。
ですが、今、彼ら彼女らに言えるアドバイスはシンプルなこと。
- 今の起床の時刻・就寝の時刻を守ること
- 1日3食を守ること
(1)今の起床の時刻・就寝の時刻を守ること
大学生だと、学生時代の乱れた生活から規律正しい起床・就寝の生活になったと思われます。それをぜひ守るように。
高校生ならさほど乱れていなかったかもしれません。それでも、春休みはだらけていたかも。
社会人なりたての早寝早起きのペースを守れ!
(2)1日3食を守ること
これまた大学生、短大生は乱れていたであろう食生活を、決まった時刻に1日3回の食事のペースを守れ!
もしそうしてなかったのなら、今から1日3食の生活にしなさい。
というのを、企業の総務・人事・労務・教育担当者は新人たちに伝えよう。
給料をもらって連休を迎えるのが初体験という新人たちに、先輩としてしっかり伝えよう。
このアドバイスがあるのと無いのとでは大きく違うよ。
連休中にいらぬ誘い(会社辞めてフリーランスに、●●セミナーに参加しようなどなど)に魅力まがいを感じ、イケハヤやはあちゅうや界隈の連中になびいていかないように。
新人たちを守るのは、総務担当者のあなただ!