新米管理職が書き綴る人事労務の仕事の毎日

管理職・マネージャーになりたて、あるいはこれから管理職を目指そうという方に向けて、現役管理職のわたしが経験談を中心に参考になる話をします。

10連休で大変なのは、サービス業だけじゃないぞよ

めんおうさんのツイートで話題になった、

「10連休は大変だからみんな優しくしてね」論争。

 

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めんおうさんが多くの人を覚醒させてくれました。

 

が、10連休大変なのはサービス業だけじゃないので、一言触れておきたいのです。

 

 

 

1.インフラ系

 

 

 

サービス業といって最初に頭に浮かぶのは、飲食業。

連休なので外食する人は増えるでしょう。

でも、どうしても外食が必要というわけではない。

サービス業は、「ここが書き入れ時」とばかりに一生懸命奮闘されるのでしょう。

 

だからこそ、めんおうさんは上掲のツイートをなさったのでしょう。

 

 

が、なくてはならない業界、事業はあります。

交通、エネルギー、道路、宅配・郵便などのインフラ系。

婚姻届、出生届の受付のような行政の窓口業務。

エネルギー関係(ボイラーはずっと稼働させておかないと非効率)、医療機関(当番医、入院患者をかかえる病院)・・・。

これらはひとの生活にはなくてはならないもの。

連休だなんだ、と言ってはいられない。

 

連休だからこそ、これらのインフラの利用はさらに活発になります。

だから、渋滞解消だとか、事故復旧だとか、24時間365+1/4日がんばんなきゃいけない。

JAF(呼び出しがあれば、契約している自動車修理工場等は出動しなくてはいけない)もそうですね。

 

これらの従事しているみなさん、本当に助かってます。連休じゃないときも。

 

 

 

2.物流

 

外食はしなければいいもの。絶対必用なものではない。

そんなときは、コンビニに弁当を買いに行ったり、スーパーに食材を買いに行けばいい。

 

さて、コンビニに商品を届けるのは? スーパーに食材を届けるのは? 物流です。

 

地味ですけど、物流はなくてはならない。

 

mainichi.jp

 

 

記憶に新しい、西日本豪雨のときの、岡山のコンビニやスーパーにモノが無くなった日。

物流がまったく動けなかったのです。道路の浸水や貨物鉄道の寸断で。

 

道路、鉄道というインフラ復旧。それを待てず、なんとか他の輸送手段をかき集めて生活に必要な物品を届ける物流、そして輸送業。

 

 

その昔、「●●は産業の血液」と呼ばれていたものがありますが、物流は、「人の生活の血液」ではないでしょうか。

 

 

「えらそうなこと言いやがって、おまえはなんの仕事してんだよ!」

はい、物流関係です。10連休ではありません。

 

 

「物流危機」の正体とその未来 時代の変化を勝ち抜く処方箋

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