新米管理職が書き綴る人事労務の仕事の毎日

管理職・マネージャーになりたて、あるいはこれから管理職を目指そうという方に向けて、現役管理職のわたしが経験談を中心に参考になる話をします。

これからは定番になる、就職活動に必要な自己分析ツール「ミイダス」

転職活動されてる方々、お疲れさまです。

みなさんに参考になるだろう、と思うことを、採用担当者としてお伝えしたいと思います。

 

 

昨日、とある場所でアルバイトしてる高校生から

「これから採用面接受けるんですけど、コツなんてありますか?」

と相談を受けました。

 

 

最低限の練習は必要かもしれない。

でも、採用を仕事にしている面接官は練習してるかしてないかは気にならない(むしろ必要以上の練習は邪魔)。

面接から感じ取る「あなたらしさ」が面接官(の所属する会社、組織)にフィットするか否かを感じ取ってるだけ。

 

 

 

という話をしました。

 

全員とは言わないまでも、多くの面接官がそのように思っているはずです。

 

でも、何も練習しない、事前準備は必要ないと言われても気になりますよね。

でしたら、おすすめするのは自己分析です。

 

受験する企業、組織(以下、企業等)を事前に調べますよね。

だったら、それと同じくらいに、自分自身がどんな人間かを調べるのが重要です。

じゃあ、どんな方法があるでしょうか。

 

 

わたしは、ミイダスをオススメします。

 

 

オススメする理由は、以下のとおり。

 

コンピテンシー診断という無料のツールがあります。職務適性やパーソナリティの特徴、ストレス要因、相性の良い上司・部下のタイプなど、 ビジネスマンとしてのコンピテンシー(行動特性)を調べることができます。

わたし自身がミイダスに登録し、自己分析をやりました。びっくりするほど当たっていました。

 

 

自分自身が、受験しようとする企業等とフィットするのか否か、とても大事なことです。

受験に合格したとしても、その企業で仕事をしていけるのか、転職される方にはとても重要だと思うのです。

 

これは、決して自分を企業等に合わせる必要がある、ということではありません。

自然な、いつもの自分がその職場に合うのか否かをあらかじめ知っておくことがとても有用だからです。

 

わたしが就職活動をする際、このツールがあったら、社会人生活がさらに充実していただろうなあ、と思います。

(まあ、結果的にはわたしが入社した会社は良い会社で、わたしにフィットする場所でしたけど。)

 

一方、採用する側としていつも思うのは、中途採用した社員が退職するときです。

企業側の労務管理に落ち度があったかもしれないのは間違いはないのですが、多くは社員側のキャラクターが合わなかったということが多いんです。ほんとに。

 

 

 

コンピテンシー診断は無料です。やらない理由はありません。

パーソナリティ診断(2022年12月末で終了するとのこと)、バイアス診断ゲームというのもあります。どれも有用です。

 

ただ、唯一のデメリットはあります。それは、企業からのオファーがたくさん届くということ。

面接を受けようとしている企業等が決まっている方にとっては、うざいでしょう。

(企業等の探索中の方にとっては有用でしょうが。)