東京オリンピック・パラリンピック対策として、主に首都圏の企業が前向きに考え始めたテレワーク、在宅勤務。
ここへきて、新型コロナウイルスのリスクもあり、真剣さが増しました。
在宅勤務なんて、やっちゃったらいいんです、早く。
1.我が職場で実行しました
うちの職場は首都圏ではありませんが、在宅勤務に積極的。
制度も数年前に制定されてました。
ボスから、
- 管理職が率先して実践しよう
- 電磁波くん、在宅勤務、やっちゃってみてよ
なんて声が出てました。
「よしきた」その声を聞き、ここぞとばかりに部下のAさん(女性)に、
「Aさん、お子さんにインフルエンザが出た時とか、在宅勤務便利だろうから、やってみようよ」
「そうですね。いいんですか?」
「いいよ。むしろ、みんながやり始めるときの課題とか、注意すべきこととか予めわかると、逆にありがたいから。自宅にWi-Fiあるよね」
「あるんですけど、念のためモバイル端末借りてもいいですか?」
「いいよ、もちろん」
てな感じで、翌週のどこか1日は在宅勤務にすることにしてました。
で、週明けの月曜日、電話があり、
「娘がインフルエンザになっちゃって・・・」
「あら、予想してたことがほんとに起きちゃったね。休暇はもちろん、先週話してた在宅勤務も選択肢あるけど、どうする?」
「やんなきゃいけない仕事もあるので、在宅勤務させてください」
「オッケー」
こんな感じで、やってみました在宅勤務。
2.課題
この経験で、在宅勤務で浮かび上がったメリット、課題をご紹介しますね。
メリット
- 往復の通勤時間のムダが削減できる
- 子どもなど、ご家族の面倒をみながら仕事できる
- 仕事のアウトプットとは何なのか、という意識が芽生える
- 家族(特に子ども)が、自分の仕事に対してどんなイメージを持っているのかを知る機会
課題
- 自宅にネット環境が必要。会社がモバイル端末を持っていればOK
- 仕事と仕事以外の時間の切り分け、意識の切り分けが必要
- 仕事の始まりと終わりの明確化(何時から仕事したか、何時に仕事を終えたか)の上司との確認
- 在宅勤務をいつやるか、を上司や職場の同僚と事前に共有する必要あり
課題といっても、難しいことはありません。
フライングでもいいので、始めちゃったらわかることだし、軽く解決できる話。
在宅勤務じゃない場面に対しても有効に働く課題。
むしろ、メリットの方が大きいことがわかります。
特に、今回の経験で興味深かったのは、部下の娘さんが、お母さんの仕事に関して抱いていたイメージを、実際に言葉として聞いたこと。
「お母さんの仕事って、パソコンでできるんだね」
「パソコンだけじゃないけどね」
そんなやりとりがあったそう。
風邪くらいでは休めない・休まない、という日本。
この風邪薬も、このコピーでよくCM続けてるなぁ。
— 雀のお宿 (@suzumehotel) February 14, 2020
直ぐにJAROから注意されるやろと思ってたけど、もう何年目やろか?
風邪だと思ってたら実はインフルエンザだってことはよくあるのにな。 pic.twitter.com/sMM1wD4VUk
これが、インフルエンザが蔓延する一番の元凶とも言われています。
インフルエンザをはじめとした感染症の拡散を止めることができるし、渋滞解消にも貢献するし、良いことづくめ。
まあ、地域や企業の体質、仕事の内容にもよるけど、まずやってみようよ、在宅勤務。