サラリーマンじゃなくてサラリーパーソン:女性差別、ジェンダー、LGBTなど
サラリーマンじゃなくて「サラリーパーソン」と呼ぶ。
最近聞きませんか、サラリーパーソン。
今日はそんなお話。
1.女性差別、男女平等、あるいは性別に関係しない呼称
サラリーマン(salary man)だと男性になってしまいます。
サラリーマン(給与をもらっている人)は男性ばかりじゃありません。女性もいますし、最近ではLGBTという、性に関して様々な存在がおられます。
そういった事情を勘案し、サラリーパーソンという言葉が生まれたようです。
ちなみに、サラリーマンもサラリーパーソンも和製英語だという説が主流のようです。が、現実的には通じるようです。
2.他の呼称
同じ事情で、別の呼称が存在します。
(1)セールスマンではなくセールスパーソン
セールスマンも和製英語と言われていて、英語ではセールスレプリゼンタティブ(sales representative)というようです。
(2)スチュワーデスではなくキャビンアテンダント
スチュワーデス(stewardess)という言葉は、もともとstewardの女性型です。
ですので、スチュワーデスも言い換えることになり、キャビンアテンダントですね。
ウエイターとウエイトレスの関係みたいなものです。
(ということは、stewardは男性のスチュワーデスってことです。外国の飛行機には男性の客室乗務員が多いです)
(3)女優ではなく俳優
女優ではなく俳優。
特にNHKでは俳優という表現を使うようにしていると感じます。
まだまだ女優、男優も普通に使われてますけどね。
余計な話ですが、AVに出演する女性のことをAV女優と表現しても、AV俳優とはなかな呼びにくいですね。同じくAV男優も。
(4)フォークマンではなくフォークオペレーター
物流業界にいる友人から聞いたことがあるのですが、フォークリフトを運転する人をフォークマンと言っているそうですが、これまたマンなので、言い換えてフォークオペレーターと呼んでいるそうです。
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