「??を軸にして、やってきました」
採用面接、特に新卒(大卒)の面接でよく聞くフレーズです。
いつ頃だったか、このフレーズをよく聞くようになりました。
率直に申し上げて、この言葉を聞くと気持ち悪くなります。
なぜなら、この言葉を使う応募者、高い確率で「採用したいと思えない」場合があるというのと、軸という言葉を応募者がしゃべる場面が説得力を感じない、ということです。
そんなことを昔から感じていたところ、最近、こんな記事を読みました。
リンク先では、応募者のしゃべる「軸」ではなく、面接官側が感じる評価として「この応募者には軸を感じる」を紹介されてます。
面接官側が「この応募者にはぶれない軸を感じる」は、とてもよく理解できる現象です。
このような応募者に、いつも出会いたいと思うものです。
が、応募者が「わたしは??という軸を大事に学生生活を送ってきました」には違和感を感じます。
これがひとりだったらまだ気にならなかったかもしれませんが、これがある頃から多くの学生から聞くようになりました。
もしかして、就活指南の本やインフルエンサーの教えなのかな?
そんなことを思ったのでした。
就活生は、自分で「軸」という単語は使わないほうがいい。
軸は、面接官が感じるものだから。
面接での会話、言葉の勉強をする前に、自分探しをしたほうがいい。
ミイダスは良いと思うよ。