新米管理職が書き綴る人事労務の仕事の毎日

管理職・マネージャーになりたて、あるいはこれから管理職を目指そうという方に向けて、現役管理職のわたしが経験談を中心に参考になる話をします。

「軸にしています」は使うな!面接でよく聞くフレーズの分析

「??を軸にして、やってきました」

 

 

 

採用面接、特に新卒(大卒)の面接でよく聞くフレーズです。

いつ頃だったか、このフレーズをよく聞くようになりました。

 

率直に申し上げて、この言葉を聞くと気持ち悪くなります。

なぜなら、この言葉を使う応募者、高い確率で「採用したいと思えない」場合があるというのと、軸という言葉を応募者がしゃべる場面が説得力を感じない、ということです。

 

そんなことを昔から感じていたところ、最近、こんな記事を読みました。

 

 

内定する人の共通点 | LinkedIn

 

 

リンク先では、応募者のしゃべる「軸」ではなく、面接官側が感じる評価として「この応募者には軸を感じる」を紹介されてます。

 

面接官側が「この応募者にはぶれない軸を感じる」は、とてもよく理解できる現象です。

このような応募者に、いつも出会いたいと思うものです。

 

が、応募者が「わたしは??という軸を大事に学生生活を送ってきました」には違和感を感じます。

これがひとりだったらまだ気にならなかったかもしれませんが、これがある頃から多くの学生から聞くようになりました。

 

もしかして、就活指南の本やインフルエンサーの教えなのかな?

 

そんなことを思ったのでした。

 

 

就活生は、自分で「軸」という単語は使わないほうがいい。

軸は、面接官が感じるものだから。

 

面接での会話、言葉の勉強をする前に、自分探しをしたほうがいい。

 

 

 

ミイダスは良いと思うよ。