新米管理職が書き綴る人事労務の仕事の毎日

管理職・マネージャーになりたて、あるいはこれから管理職を目指そうという方に向けて、現役管理職のわたしが経験談を中心に参考になる話をします。

片腕を2億で売るか、採用責任者の言葉に考えることがあって

「2億で片腕を切り落とせるか」のツイートが話題です。

 

 

このツイートを見て感じることがありましたので、書き留めておこうっと。

 

 

1.この人の会社に入社しなくてよかった

 

この面接官(パーソルの佐藤氏)のいる会社に入社しなくてよかった、というのが最初の感想ですw

 

 

わたしが入社した会社(今でもその会社に籍を置いてます)は、入社した頃には役員にパワハラパワーハラスメント)がひどい人がたくさんいました。

直接、その被害にあったことはなく、風のうわさとして聞く情報です。

 

イケイケドンドン、やればやるほど売上が伸び、利益も上がる時代だったので、それでよかったのかもしれません。

そういった役員らにつぶされた、という情報にもあまり接したことはありませんでした。

彼らのもとについていた連中がたまたま強かったからなのか、そういう時代だったからなのか、被害が大きく出ていませんでした。

 

 

その後、ハラスメントが問題視され、社会問題となり、企業においてもハラスメント防止が重要な課題となっていきます。

(今年は、いわゆる“パワハラ防止法”、改正労働施策総合推進法が施行されています。)

 

うちの会社も、パワハラがひどいような人物が昇格することはなく、パワハラがひどい人物は降格する等評価がハッキリ出ることも続いてきました。

 

同じ職場にいて「この人は尊敬に値するリーダーだ」と感じていた人物が役員に昇格する等、変わっていきました。

 

いまどき、冒頭に紹介したツイート主の

小学校の道徳の時間に大事なモノ忘れてきてるぞ!って思った

を借りるなら、「道徳的に問題のない人物しか経営に値しない」と思える会社に変わっていきました。

 

 

2.パーソルの変化

 

パーソルは、いろんな企業が集まって今に至る会社です。

パーソルの中の多くの企業と関わる経験があります。

採用広告、派遣会社、人材紹介など、人事労務担当者がお世話になっている会社ばかりですからね。

 

 

よく動いてくださる派遣会社の営業担当。

好感を感じていた派遣会社でしたが、組織変更のあたりで担当が変わり、事業所長レベルの人に交代しました。

サービスレベルは変わらないものの、きめ細かさが徐々に薄れていきまして。

さらに、そのマネージャーレベルの“担当者”も体調不良で窓口の担当者が交代することに。

 

パーソルの誕生。

もしかしたらそれが、多くの事業会社の統合を行ない、人員整理を行ない、一人の社員に労働負荷がかかり、おかしくなっていったんじゃないのかなあ。

 

 

 

 

採用責任者が、瓦解のきっかけの1つにならなければいいのですが、と願わずにはいられません。