新型コロナウイルス(COVID-19)の猛威が止まりません。
収束したときに、
新型コロナウイルスのときは大変だったけど、でも●●が改善するきっかけにすることができたわたしたちはエライ!
などと振り返りたいですね。
1.体調不良で仕事を休む空気
新型コロナウイルス禍では、多くの企業が「高熱だと休め」「会社に来るな」、というルールが敷かれているのではないでしょうか。
さらには「他人に移すな、大きなロスだから」という考え方も自然に生まれていると思います。
こういう考え方、発想、価値観は、これまでの日本にはあまり見られなかったと思います。
これが根付けば、
「新型コロナウイルスのおかげで、世の中が良くなった」
と言えるかも。
一番の功績は、
- 自分自身の健康に関して意識が向く
- 自分の病気を同僚や他人に移すことは良くない、と発想する
ことが身につくことだと思います。
2.通勤時間という無駄の排除
田舎ではあまり気にならないですが、首都圏・近畿圏などの都市圏では、大きな効果が感じられるであろうことが、
長時間、密集した状態での通勤という労苦
ですね。
わたしも東京での就労を長く経験し、つらい思いもたくさんしましたので、理解できます。
職場という物理的な場所に行かなくてはいけない、という必要性はさほど無い、とわかってきました。
テレビ電話、テレビ会議、Skype、ZoomなどのITの機能を駆使して、物理的な負荷はかなり改善されていってます。
製薬として残っているものの1つが、印鑑文化ですね。
それさえも、IT担当大臣の失言(というか、権益にしばられ、働く国民のことを理解していない発言)をきっかけに、印鑑廃止の機運が高まったのも、好ましい方向だと思います。
3.在宅勤務、リモートワーク
前項の1つですが、在宅勤務。
これも、方向性、考え方、やり方さえ間違わなければ、いい方向と思います。
子どもが休校になった、という事象も大きく、働くお母さんにとって在宅勤務が広がっていく流れはうれしいことではないでしょうか。
(お母さんだけじゃないし、在宅勤務の全てが幸せだとは限らない、と感じられることももちろんあります)
- 子ども・親などの家族を面倒見ないといけない
- やるべき仕事はある
- やりたい仕事がある
こんなときに、在宅勤務という解はアリですよね。
昔から、テレワークとかリモートワークという考え方、制度、取り組みはあったんですけど、日本ではなかなか広まらなかったし定着しなかった。
在宅勤務だと、本当に必要な仕事は?とか、この業務は要らんやろ!という発想もわきます。
- お子さんがまとわりついて、逆に仕事しづらい
- 家事との明確な区分がしづらい
- 夫が家にいるのがウザい
等など、在宅勤務がハッピーだけじゃないこともわかってきてます。
在宅勤務功罪、ちょうどいいところを探っていかなきゃいけないですね。