管理職昇格の面接に向けての準備
このブログにたどり着いた方の中には、管理職、あるいは何らかの昇格のための試験を真剣に考えておられる方がいらっしゃるでしょう。
なんども昇格試験、面接を受けてきた経験をもとに、「こんな心構えでどうでしょうか」というのをご紹介します。あくまでわたしの経験談ですので、当たるか否か、正しいかどうかはわかりません。参考程度に。
別のブログに同じような主旨の記事を書いてて、マルチポストと疑われるかもしれません。その点はご容赦ください。
想定される質問
これらの質問にどう答えるか、普段からこういうことを意識して仕事しているか。参考にしていただければ、と思います。
- どういう仕事を担当していますか? その仕事の目的は? その仕事の“お客様”は誰ですか?
- その仕事に対して、どういう想いで取り組んでいますか?
- これまでどんな仕事をしてきましたか。異動、転勤の履歴を教えてください。転職していたら、以前の会社のこともコンプライアンスの違反にならない範囲で教えてください。(退職の際に、守秘義務契約を締結する場合がありますので、安易に前の会社のことを話すことは注意が必要。)それらの経験から得られたあなたの強みはありますか。
- あなたの強み、得意なことを生かして、会社にどう貢献しますか。
- あなたが、他の受験者より勝っていると誇れる強みはありますか。
- あなたの部署、あなたの在籍する事業所が抱える大きな課題は何ですか?
- その大きな課題に対して、あなたが事業所の長(支店長、部長、工場長等その事業所・部門のトップ)になったつもりで考えてください。
- それらに対して、あなたはどういう気持ち(考え方)でどういう役割を担っていますか?
- 仕事において心掛けるべきと感じ実行している点があれば教えてください。
- あなたのこれまでの経歴で、上司、部下、同僚を含めて学んだ人がいますか? それはどういう点ですか?
- 管理職になったら、どう言う考え方で仕事に臨みますか? これまでとは変えないといけないと思っている(変えつつある)点はありますか。
- 今のリーダーをどう言う気持ち、形でサポートしていますか?
- メンバーを育成していますか?
これらの質問は、受験者の意識や姿勢を問うものです。
人によって何を聞かれるかは変わってくるでしょう。わたしの場合は、意識、姿勢が足りないと思われていたのかもしれません。だからそんな質問をされたのかもしれません。
優秀な方、将来の幹部候補生であれば、事業運営について聞かれるかもしれませんし、幹部である面接官が「こいつを自分の後任にしようと思っている、そのために資質を問うてみたい」と聞いてくる場合もあるでしょう。
●適性検査(V−CAT)が行われる場合があります
その他にも、管理職昇格のための試験はいろいろあります。こちらにまとめてます。
とあるマネージャー向けの研修を受けた際、内省、リフレクションというものを学びました。マネージャー、リーダー、管理職が心得ておくことがストンと落ちてきたことを学んだ本です。
リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省する (光文社新書)
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